SUBARUびと Vol.44

大好きなクルマを“つくる側”へ、SUBARUで広がる成長の景色

2026年6月24日(水)

キャリア採用 / クルマ / 技術
働き方 モノづくり
* 記事内の日付や部署名は、取材当時の情報に基づいた記述としています

仕事は違っても、「笑顔をつくる」という想いでつながる「SUBARU びと」。様々な部署で働く「SUBARU びと」を、仕事内容や職場の雰囲気を交えてご紹介します。
今回は、SUBARU にキャリア入社し、仕事もプライベートもクルマ中心の充実した生活を送っている E&C システム開発部の村山さんにインタビューしました。

村山 大貴 むらやま だいき

E&Cシステム開発部 電子プラットフォーム開発第一課

2022年にキャリア入社。大学では情報系分野を学び、新卒でIT企業に入社。自動車業界のプロジェクトに参加し、ECU ※1のアプリケーション開発やCAN ※2通信ソフト作成に携わった後、自動車メーカーでより主体的に「クルマ」に関わっていきたいとSUBARUにキャリア入社。E&Cシステム開発部で、システムの要となるセントラルゲートウェイ ※3・セントラルECUの開発を担っている。

  • ※1 Electronic Control Unit:車両の機能を制御する電子制御装置
  • ※2 Controller Area Network:ECU間の通信を監視・解析・送受信するためのネットワーク技術
  • ※3 複数ECUに分散していた機能を集約し、車両全体の各システムを統合的に制御する中枢コンピューター

やりがいを求めて「好きなこと」を仕事に

私はもともとクルマが大好きでしたが、新卒では仕事と趣味は切り分けて考えようと、大学で学んだ情報工学の知識が活かせるIT企業に就職しました。偶然にも自動車メーカーのプロジェクトに配属され、 ECUのアプリケーション開発、CAN通信ソフト作成、検査業務、ビッグデータ活用など、4年半にわたりクルマに関わる業務を担当。充実した日々を送りましたが、社内では自動車業界以外のプロジェクトも多く、この先必ずしも自動車関連の業務に携われるわけではありませんでした。自動車の開発に携わることが大きなやりがいになることを実感した私は、自動車メーカーの一員としてより主体的に自動車開発に携わりたいと考え、自動車メーカーで次のキャリアを築こうと転職活動を始めました。もともと、水平対向エンジンやシンメトリカルAWD、アイサイトなど独自の技術に魅力を感じていたことから、SUBARUが第一志望。今振り返っても、SUBARUに入社するという選択は正しかったと思っています。

幅広い知識を求められる環境での成長

現在、私はE&Cシステム開発部で、車両の電子制御システムの要となるセントラルゲートウェイの開発を担当しています。主な業務は、全車種の年次改良に伴う仕様変更や調整。前職では決められた仕様に沿って作業することが中心でしたが、SUBARUでは、「こういうアプローチが良いのでは」など、自分の考えを提案しやすく、上司も私の意見を尊重してくれます

一方、一人ひとりに任される範囲が広いので、ソフトウェアだけでなくハードウェアに関する知識も必要です。私はハードウェアに対する知識がほぼなかったので、SUBARU入社後は自分で資料を見て学ぶほか、細かい仕様や疑問点はOJTを活用して先輩に質問しながら理解を深めています。SUBARUの社員は物腰が柔らかく、質問しやすい雰囲気があります。トラブルが発生した際も様々な部署からサポートや提案を受けられ、建設的な対話ができます。通常業務を進めながら、新しい知識を身に付けることは大変ですが、周囲のサポートのおかげで愉しみながら学び、成長を実感しています。

主体的な課題解決で組織に貢献

このような環境の中で、私が積極的に取り組んでいることは、自ら課題を提案し、その課題を主体的に解決するという挑戦です。以前に、急遽必要となった法改正への対応で、クルマの量産開始日程の変更にも影響し得る大規模な開発が必要となったことがありました。SUBARUの開発メンバーやお取引先様の協力を仰ぎ、綿密に認識を合わせながら、仕様変更やスケジュール調整などを行いました。結果として、量産開始日程を維持しながら開発の目処を立てることができ、この経験は私にとって大きな自信につながりました。

また、現在は次世代モデルのセントラルECU開発にも携わり、機能の集約化やソフトウェアの自動アップデート機能、セキュリティの向上など新しい技術の導入を目指しています。私は仕様の妥当性や、メンバーとお取引先様における役割分担の検討、全体の進捗管理などを担うリーダーとして、プロジェクトをまとめる立場を任されています。より開発に近いところで、次世代のクルマの開発に携われることは、大きなやりがいとなっています。

仕事もプライベートもクルマが中心

SUBARUは、2022年よりスーパー耐久シリーズ ※4に参戦しています。参戦の目的には車両開発だけではなく人財育成が含まれており、SUBARUチームのメンバーの多くは社内公募により構成されています。私は2024年から参加し、レースに帯同してECUなど通信系でトラブルが起こった際のシューティングや、新しい挑戦としてハーネス ※5領域を担当しています。もともとレースも好きだったので、スーパー耐久の現場で自分の手を動かして、実際にクルマの開発に携わることができるのは、SUBARUならではの貴重な経験であり、本当に愉しいです。また、エンジニアとしてレースの現場で多くの学びを得られることも、魅力の1つだと感じています。

レースは週末にかけて開催されるため休日出勤はありますが、代休はしっかりと取得できます。また、有給休暇も取得しやすく、友人とドライブやモータースポーツ観戦、レーシングゲームなどを愉しんでいます。

  • ※4 市販車をレース用に改造した車両など、様々な規定でつくられたレースカーがクラス分けされて競う耐久レース。SUBARUは、内燃機関を活用した燃料の選択肢を広げる挑戦として、カーボンニュートラル燃料を使用した車両でスーパー耐久シリーズ2022より参戦。
  • ※5 電子機器に電力や信号を伝える電線の束

「基本的に、クルマを中心に生きています」と、笑顔で語る「SUBARUびと」。ぜひ次回のコラムもご期待ください。

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