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死亡事故0に向けたシナリオ 2030年死亡事故0へ SUBARUはAIやIoTを駆使して「安心と愉しさ」を追求します。

人を中心に考え、安全という価値を大切に。

誕生から現在に至るまで、SUBARUは「人を中心としたクルマづくり」を最優先して探求してきました。人を中心に考えるとき、クルマを使う人にとって一番大切なのは「安全」です。そこで当初から、視界の広いパノラミックウィンドウや疲れにくいパッケージ空間など「0次安全」を重視。プラス「走行安全」「予防安全」「衝突安全」、4つの安全思想すべてをカバーする「SUBARU独自の総合安全の考え方」を軸に、安全・安心で快適なクルマの開発を推進してきました。その結果、SUBARU車はアメリカ・日本・ヨーロッパ各国の安全評価において、常にトップクラスの評価を獲得すると同時に、事故死亡率・重症率も長年にわたり、世界のカーメーカーのなかで最も低い水準を維持しています。私たちはこれからも一貫して人を中心に考え、安全という価値を第一に、クルマにとって何が大切かを考え尽くし、クルマに新しい価値を生み出し続けます。

知能化技術が「安心と愉しさ」を進化させる。

SUBARUでは、乗り心地・走り心地・静かさ・揺さぶられの少なさなど「人が感じる最高レベルの動的質感」「広いサイズで合理的なパッケージ」「世界トップクラスの衝突安全性能」を目標に、スバルグローバルプラットフォームを開発。2016年発表のインプレッサから投入し、フォレスター、アウトバック、新型レヴォーグへとヴァージョンアップしてきました。特徴は、車台設計の共通化や部品の共用という枠を超えて、「ドライバーが運転するときの安心感とクルマを操る愉しさの向上」。つまり人の感性に関わる領域に主眼を置き、「安心と愉しさ」を支えるコア技術に位置づけていることです。そして今、私たちは一歩進んで、このグローバルプラットフォームと知能化技術を融合。運転者の状態を見守り、認知・判断・操作を修正して被害を最小化する「安心」と、どのような環境でも誰でも意のままに操れて、ワクワク感のある走りを味わえる「愉しさ」を知能化技術でブラッシュアップして、SUBARUらしさを極めていこうと取り組んでいます。

2030年死亡交通事故ゼロに向けたシナリオ。

知能化技術でSUBARUらしさに磨きをかけるべく、私たち技術陣はAIやIoTに代表されるICTの活用に特に注力しています。具体的には、ステレオカメラを用いた独自のADAS(先進運転支援システム)「アイサイト」の三次元画像認識能力にAIの判断能力を掛け合わせ、例えば前方車両が急ブレーキをかけたときに、最適なルートにクルマを導いて事故を回避する機能。あるいは万一の事故の際、さまざまなデータを自動的にコールセンターに通報。死亡重症確率推定アルゴリズムで瞬時に判断を下し、必要に応じて救急車やドクターヘリを手配し救命率を上げるAACN(先進事故自動通報)=つながる安全・安心。リモートでのドア開閉やエンジンスタート等、IoTを組み込んだコネクティッドカー=つながる愉しさ。どれもがSUBARUならではの次世代のクルマづくりであり、さらに衝突安全、DMS(ドライバーモニタリングシステム)、車両応答の速さと正確性など、「安心と愉しさ」に関わる多様な技術を継続的に強化することで、私たちは2030年死亡交通事故ゼロの実現を目指しています。

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