SUBARUSUBARU 運動部

東日本予選詳報!全選手が上位キープし、リベンジ果たす

SUBARU陸上競技部が地元ニューイヤー駅伝に帰ってきます!

2022年元日の第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた第62回東日本実業団対抗駅伝競走大会が3日、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園内の周回コース(7区間、合計76・4キロ)で開催。SUBARUは7位でフィニッシュし、2年ぶり21回目のニューイヤー出場を決めました。

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今回はSUBARU陸上競技部のレースを詳報!現地での興奮を、お届けいたします。

 

■清水・ロロット快走!
序盤で上位に食い込む

青天の下、午前8時にレースがスタート!
ゼッケン番号は昨年の順位を示しています。途中棄権だったSUBARUは出走23チーム中23番。この雪辱を晴らすべく、1区・清水歓太選手が、競技場のスタートラインの一番外側から駆け出しました!

 

1区は13・4キロの長距離です。この日のコンディションは西北西の風2・6メートルと強めの風。選手たちは中盤までかなりのスローペースでけん制し合います。「いろんな展開に対応できるよう、シミュレーションをして臨んだ」という清水選手、難しい駆け引きを迫られるなか、先頭集団で様子をうかがいます。

 

レースが動いたのは周回コース3周目の折り返し地点(残り約2.7キロ)。Honda伊藤達彦選手が一気にスパート!伊藤選手は東京五輪1万メートル代表の有力選手。清水選手は食らいつき、4~5番手で追っていきます。「1区を任されたからには、レースの流れをつくる役目を果たす」と、先頭から22秒差、前の選手とは5秒差の5位と、好位置でロロット・アンドリュー選手へとたすきを渡しました。

 

各チームの外国人選手がそろう2区は、強烈なスピード勝負となります。ロロット選手が意識したのは「チームの目標である5位以内」。富士通やHondaという優勝候補に名をあげる有力チームをしっかりとターゲットにして力走。

たすきを渡す競技場に3番目に姿を見せ、スタンドで待つSUBARU関係者を沸せました!

■照井・鈴木の移籍組が躍動!
中盤で上位をしっかり維持

3、4区には今季他チームから移籍した照井明人、鈴木勝彦両選手が登場。SUBARUのユニフォームを着た初駅伝でさっそく躍動しました。

 

3区は16.8キロもある最長区間で、各区のエースランナーがそろいます。その3区で、照井選手は前を走る選手に追いつき、一時は2位にまで順位を上げました。

3周目の途中、後方から来た4位集団の5人に吸収されますが、「ロロット選手が良い位置で持って来てくれたように、自分も次の選手のために粘らなければならない」と食らいつき、8位で鈴木選手にたすきをつなぎました。

 

たすきを受け取った4区の鈴木選手がほぼ同時でスタートしたのは、母校の先輩にあたる村山紘太選手(GMOインターネットグループ)。

旭化成陸上部出身の有力選手である村山選手についていくという、絶好のポジションです。村山選手の背中に食らいついた鈴木選手は「走りおわった瞬間、自分にしては珍しく、ちょっと戻しそうになりました。持っている力は完全に出し切りました」という快走を見せ、最後は倒れ込むようにして、口町選手にたすきを渡しました。

 

■口町・藤原さすがの安定感!
崩すことなくアンカーへ

レース後半の5区。鈴木選手から託されたたすきを受け取り、口町亮選手は3選手で集団を形成しました。「順位をあげることに集中しました」と巧みに駆け引きし、ダイナミックな走りで区間5位、順位を一つ上げる全体7位で走り切りました。

そして、6区の藤原滋記選手は、持ち前の安定感で順位を維持。前後にライバルが見えず走りにくい「単独走」を強いられ「難しさを感じたレースだった」とするものの、ペースを崩すことなく、梶谷選手につなぎました。

 

■アンカー梶谷激走!
 魂の走りで区間2位

最後を託されたキャプテン・梶谷選手。藤原選手に背中を押されて、アンカー区間12・6キロのスタートを切ります。ここまでの6人が一貫して上位をキープしたことから、「SUBARU陸上部の再スタートの象徴にすべきこのレースに、区間賞で花を添えたい」と、苦しくなっても一切、力をゆるめません。

歯を食いしばりながら区間2位のすばらしい激走を見せ、総合7位でフィニッシュしました。

 

梶谷選手は今シーズン、5000メートルで自己ベストは出せたものの、1万メートルでは押していく走りができなかったと言います。この大会で12・6キロを攻めの姿勢で走り切って区間2位に入ったことで「自信につながるレースになりました」と笑顔をみせました。

 

■総合順位、上位でキープ

今回のSUBARUの走りの注目ポイントは、「総合順位を、一度も入賞圏外(9位以下)に落とさなかった」ことです。

ここ10年のレース結果を見ると、チーム史上最高の3位だった2018年を含め、どの年にも総合順位が入賞圏外(9位以下)の区間がありました。不調に終わる区間を他区間で挽回する展開です。

一方、今回は、「不調な区間」がなく、全区間で全員が一度も総合順位を8位から落とすことなく上位戦線で走り切りました!

昨年の途中棄権をバネに、「必ず再起を誓う」という大きなプレッシャーの中、選手全員が最後まで目標の5位に挑み「自分の役割を果たそう」と奮闘し、たすきの重みを力に変えました!

今回の試合に出なかった選手も「1月1日は自分の出番だ」と決意を新たにしています。11月3日のレースを新たなスタートとし、ニューイヤー駅伝本選に向けたチーム内の競争は、ますます熱気を帯びることが予想されます。

新春の上州路では、オールSUBARUの力を結集して戦います!

引き続き皆様の熱い応援を、よろしくお願いします!