富士重工業株式会社

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平成17年2月14日

レガシィのリコールについて

平成17年2月14日、富士重工業株式会社より、国土交通省にレガシィのリコールを届け出いたしました。

リコール届出番号 1342 リコール開始日 平成17年2月14日
不具合の部位(部品名) [1]緩衝装置(リヤスタビライザ) [2]燃料装置(燃料ポンプ)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 [1]リヤスタビライザの形状が不適切なため、当該スタビライザが水に濡れた状態で、車両が大きく捩れるような走行を行うと、当該スタビライザが横方向に動き、リヤブレーキキャリパのユニオンボルトと接触することがある。そのため、当該ボルトが緩みブレーキ液が漏れ、制動力が低下するおそれがある。
[2]燃料タンクにおいて、燃料ポンプ取付け部のパッキンの社内での組付けが不適切なため、当該取付け部のシール性が不足しているものがある。 そのため、燃料タンクを満タンにした場合、当該取付け部より燃料が漏れるおそれがある。
改善措置の内容 [1]全車両、ユニオンボルトの緩み及びブレーキ液の漏れを点検し、当該ボルトの緩みまたはブレーキ液の漏れがあるものは、当該ボルトを新品と交換する。また、リヤスタビライザにストッパを追加する。
[2]全車両、パッキンを適切に組付けた燃料タンク一式と交換する。
不具合件数 [1] 1件  [2] 1件
発見の動機 販売店からの情報による。 事故の有無 [1][2] 無し
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
  • 使用者:ダイレクトメール、直接訪問又は電話で通知する。
  • 自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に記載する。
  • 改善実施済車には、後面ガラス左下隅にNo.1342のステッカーを貼付する。
車名 型 式 通 称 名 リコール対象車の車台番号の
範囲及び製作期間
リコール対象車の台数 備 考
(内訳)
スバル TA-BL5 レガシィ BL5-002001 ~ BL5-018656
平成15年 5月12日~平成16年 4月13日
14,330 [1] 14,322台
[1],[2]  8台
UA-BLE BLE-002001 ~ BLE-004958
平成15年 8月22日~平成16年 4月 8日
2,956 [1] 2,956台
CBA-BP5
UA-BP5
TA-BP5
BP5-002005 ~ BP5-046175
平成15年 4月24日~平成16年 4月14日
42,076 [1] 42,072台
[1],[2]  4台
CBA-BPE
UA-BPE
BPE-002001 ~ BPE-010559
平成15年 8月22日~平成16年 4月12日
3,852 [1] 3,852台
  (計7型式) (計1車種) (製作期間の全体の範囲)
平成15年 4月24日~平成16年 4月14日
(計 63,214台) [1]  63,202台
[1],[2]  12台

※対象車の車体番号及び製作期間の範囲には、対象にならない車両も含まれる場合がありますので、 詳しくは最寄りの販売店にお問合せください。

改善箇所説明図

リコール対象車の主要諸元

車名 型 式 通 称 名 種別・用途 車体の形状 原動機の型式(総排気量(cc)) 備考
(内訳)
スバル TA-BL5 レガシィ 普通・乗用 箱型 EJ20(1,994)  
UA-BLE EZ30(2,999)  
CBA-BP5 ステーションワゴン EJ20(1,994)  
UA-BP5  
TA-BP5  
CBA-BPE EZ30(2,999)  
UA-BPE  
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