富士重工業株式会社

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平成12年10月10日

プレオ・サンバーのリコールについて

平成12年10月10日、富士重工業株式会社より、運輸省にプレオ・サンバーのリコールを届け出いたしました。

リコール届出番号 677 リコール開始日 平成12年10月11日
不具合の部位(部品名) [1] 乗車装置  [2] 始動装置
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 [1] 前部座席の背もたれ調整機構のギヤに加工不良のものがあるため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、運転中に背もたれが倒れるおそれがある。
[2] クラッチ・ペダルを踏まずに原動機の始動ができる機構の手動変速機付車において、始動装置内部の構成部品に不適切なものがあるため、原動機始動後のキーの戻りが悪くなるものがあり、そのままの状態で使用を続けるとヒューズが切れ、最悪の場合、原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがある。
改善措置の内容 [1] 全車両、当該部品のロット番号を確認し、該当するものは良品と交換する。
[2] 全車両、当該装置のキー挿入部に潤滑剤を塗布すると共に、イグニッション・スイッチ部を良品と交換する。
不具合件数 [1] 4件  [2] 87件 事故の有無 0件
発見の動機 弊社販売特約店からの情報による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
  • 使用者:ダイレクトメールで通知する。
  • 自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に記載する。
  • 改善実施済車には、後面ガラス左下隅にNo.677のステッカーを貼付する
車名 型 式 通 称 名 リコール対象車の車台番号の
範囲及び製作期間
リコール対象車の台数 備 考
スバル GF-RA1 プレオ RA1-002019 ~ RA1-136123
平成10年10月 1日~平成12年 3月27日
[1] 1,169
[2] 4,779
 
GF-RA2 RA2-002016 ~ RA2-061871
平成10年10月 1日~平成12年 3月28日
[1] 586
[2] 4,043
 
GD-RV1 RV1-002002 ~ RV1-028397
平成10年10月 1日~平成12年 3月27日
[1] 328
[2] 2,505
 
GD-RV2 RV2-002001 ~ RV2-011998
平成10年10月 1日~平成12年 3月21日
[1] 7
[2] 985
 
GF-TW1 サンバー TW1-003621 ~ TW1-006302
平成12年 3月21日~平成12年 3月29日
[1] 3
[2] 0
 
GD-TT1 TT1-002001 ~ TT1-013184
平成11年 1月20日~平成12年 3月31日
[1] 2
[2] 9,023
[1][2] 274
 
GD-TT2 TT2-002001 ~ TT2-056009
平成11年 1月20日~平成12年 4月 5日
[1] 98
[2] 40,896
[1],[2] 539
 
GD-TV1 TV1-002001 ~ TV1-023006
平成11年 1月20日~平成12年 4月 6日
[1] 98
[2] 40,896
[1],[2] 539
 
GD-TV2 TV2-002009 ~ TV2-020007
平成11年 1月20日~平成12年 3月31日
[1] 76
[2] 10,132
[1],[2] 195
 
  (計9型式) (計2車種) (製作期間の全体の範囲)
平成10年10月 1日~平成12年 4月 6日
(計85,810)  

改善箇所説明図 1
改善箇所説明図 2

リコール対象車の主要諸元

車名 型 式 通 称 名 種別・用途 車体の形状 原動機の型式(総排気量(cc)) 備考
(内訳)
スバル GF-RA1 プレオ 軽・乗用 箱型 EN07 (658)  
GF-RA2  
GD-RV1 軽・貨物 バン  
GD-RV2  
GF-TW1 サンバー 軽・乗用 ステーション・ワゴン EN07 (658)  
GD-TT1 軽・貨物 キャブオーバ  
GD-TT2  
GD-TV1 バン  
GD-TV2  
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