富士重工業株式会社

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AWD(4WD)全車
タイヤ交換とタイヤ空気圧調整に関するご注意

平成23年7月



ご愛用頂いておりますAWD車におきまして、タイヤ交換とタイヤ空気圧調整の遵守事項についてお知らせ申し上げます。

内容 スバルのAWD車は、エンジンの駆動力をバランスよく4輪に伝え、優れた操縦安定性を発揮しますが、4輪のうち1輪でも異なるタイヤを装着しますと、操縦安定性・ブレーキ性能に悪影響を与え、最悪の場合事故につながるおそれがあります。
また、前後タイヤにおいて磨耗状態、サイズ、銘柄が異なったり、指定の空気圧でなかったりしますと、走行中に駆動装置のひとつでありますディファレンシャルギヤに過度の負担が掛かり、最悪の場合走行不能や車両火災につながるおそれがあります。
タイヤ点検・交換や空気圧調整の際には、下記の「AWD車のタイヤ点検・交換時の注意事項」を必ずお守り頂くようお願いします。
AWD車のタイヤ点検・交換時の注意事項 必ず指定サイズのタイヤを使用して下さい タイヤのメーカー、銘柄、パターン(溝模様)が、四輪とも同じものを使用して下さい タイヤ交換を行う際には、四輪を同時に交換して下さい
取扱説明書または運転席ドアを開けたボディ側に貼ってあるラベルをご覧ください。
同じサイズ表記のタイヤでもメーカーや銘柄が異なると、実際のタイヤの直径が異なります。
四輪同時にタイヤ交換を行うことでタイヤ毎の磨耗差を防ぐことが出来ます。
また、新品タイヤと古いタイヤの混合装着は、グリップ力に差が生じますのでお勧めできません。
磨耗差の著しいタイヤを混ぜて使用しないで下さい タイヤの空気圧をチェックして、指定空気圧に調整して下さい 応急用スペアタイヤは、指定された位置に装着して下さい
例えば前輪タイヤ2本が磨り減った為に、その2本だけを新品に交換すると、後輪との磨耗差が大きくなり危険です。
このような場合は4輪同時に新品に交換を行ってください。
取扱説明書または運転席ドアを開けたボディ側に貼ってあるラベルをご覧ください。前・後輪で指定空気圧が異なる場合があります。
空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。
応急用スペアタイヤの取り付け位置については取扱説明書をご覧ください。
パンク修理後はすみやかに応急用スペアタイヤから標準タイヤ(修理したタイヤ)に交換してください。
※夏用タイヤ(通常のタイヤ),冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ,スノータイヤ)を問わず、上記の注意事項をお守りください。
お客様へのお願い
  • タイヤの磨耗は前輪の方が早く磨耗する傾向にあります(ハンドルを切ったり、重量のあるエンジンを支えているため)。タイヤの寿命を延ばし、長くご使用いただくために5,000kmごとにタイヤローテーションを行うようお願いいたします。タイヤローテーションの方法などの詳細は取扱説明書をご覧ください。
  • 1輪でもスリップサインが現れた場合には、4輪とも新品タイヤに交換してください。


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