品質最優先の徹底に
向けて

専務執行役員 CQO
品質保証本部長大崎 篤

「お客様が安心して
長く使い続けることができる品質」
No.1を目指して

お客様をはじめ、すべてのステークホルダーの皆様からの信頼を回復するために、SUBARUは2018年7月に発表した中期経営ビジョン「STEP」において、品質向上にむけた取り組みを最重要テーマの一つに据えました。現在、商品企画から生産までの全プロセスを見直し、改善を進めると同時に、全従業員の品質意識の醸成、組織風土改革に取り組んでいます。私は最高品質責任者(CQO)として、この全社をあげた品質最優先の徹底に向けた取り組みに力を注いでいます。

「品質」は、SUBARUがお客様にお届けする「安心と愉しさ」の根幹にあるべきものです。ここで言う「品質」とは、「商品の品質」はもちろん、「お客様への対応品質」、「従業員一人ひとりの日常における業務品質」、そして「企業活動の質そのもの」まで広く定義することができます。私たちはこれらすべてを着実に高めていくことが大切だと考えます。

品質に対する考えを明確にするために、2019年4月に“品質方針”を改定しました。“品質方針”の改定にあたって重視したのは、「何より品質が大切」という強いメッセージを全従業員に伝え、全ての活動のベクトルを「お客様」に向けて揃えること。また、分かりやすく従業員一人ひとりに働きかけ、意識と行動の変革を促すものとすることです。さらに、これを全従業員に浸透させるために、社内報や品質意識醸成講座などを通しての啓発活動、SUBARUの品質の現状やお客様の声を直接伝える「品質キャラバン」の開催などを行なっています。

商品の開発においては、開発の各段階における「節目管理」を一層強化し、徹底して過去不具合の再発防止を図りながら、リコールやサービスキャンペーンの撲滅を目指します。また、お客様のご使用状況を踏まえた、分かりやすく、使い勝手の良い、高品質の商品づくりを進めると同時に、コールセンターの拡充や対策部品・補修部品のスムーズな供給体制の構築、サービス作業の効率的な運用に努めるなど、お客様が商品をご使用になれない時間を最小限に留め、満足度の向上を図っていきます。加えて、品質に関わる技術開発用の設備、例えばシミュレーターをはじめとする制御関連の評価設備、温度や気圧などの変更が可能な環境評価設備や耐久評価設備などへの投資を行なっています。今後も、人的投資も含め、品質改善に寄与する物事には積極的に投資を行ない、「お客様が安心して長く使い続けることができる品質」No.1を目指していきます。

これからも、お客様の生活に寄り添い、人生をより豊かにする高品質な商品、サービスを提供するために、SUBARUグループ全体で品質を最優先にした取り組みを進めていきます。

専務執行役員 CQO
品質保証本部長
大崎 篤