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平成11年9月24日

スバル レガシィ ランカスターに
「ランカスターADA(アクティブ・ドライビング・アシスト)」を追加

 富士重工業(田中 毅社長)は、スバル レガシィ ランカスターに「ランカスターADA」を追加し、本日より全国スバル特約店を通じ一斉に発売する。

 「ランカスターADA」は、同社が今年5月に発表し、世界で初めて実用化に成功したステレオ画像認識を用いたドライバー支援システムである「ADA」を搭載することで、より一層の安全・快適性の向上を図ったモデルである。

 「ADA」は、フロントウィンドウ内側に設置された2基のCCDカメラから得られた立体画像情報を解析するステレオ画像認識装置により車両前方状況を認識し、「ナビゲーションシステム」から提供される各種道路情報、「VDC」などから入力される車両走行状態情報と合わせ、総合的に車両の状況を判断し、ドライバーに必要な警告や車両の制御を行なうことを可能にするシステムである。

  ADA:Active Driving Assist
  VDC:Vehicle Dynamics Control system


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レガシィ「ランカスターADA」


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CCDステレオカメラ


【商品概要】
1.主要装備
  [主な専用追加装備]
  • ADA
    ・ステレオ画像認識装置
    ・クルーズコントロール
    ・ナビゲーションシステム
    ・VDC-4WD(ビークル・ダイナミクス・コントロールシステム4WD)
  • HID(高輝度放電式)ヘッドライト
[主な標準装備]
  • デュアルSRSエアバッグ
  • 4センサー4チャンネルABS
  • フルオートエアコン
2.ADA機能の概要
 ADAの機能は、(1)車線逸脱警報(2)車間距離警報(3)車間距離制御クルーズコントロール(4)カーブ警報/シフトダウン制御の4つの警告・制御から構成される。
  機 能 目 的 概 要
車線逸脱警報 車線逸脱に対して、運転者に注意を促す 自車が走行している車線を認識したうえで、自車が車線を越えると予測されたときに警告する
車間距離警報 先行車への接近に対し運転者に注意を促す 同一走行レーン内の先行車との車間距離、相対速度などに応じた所定の車間距離内に先行車が入った時に警告する
車間距離制御
クルーズ コントロール(クルーズ コントロールの車速セット時)
適切な車間距離を保ったクルーズコントロール走行を可能にし、運転操作を軽減する 同一走行レーン内に先行車がいない時は設定車速で定速走行し、自車より低速な先行車を捕捉した時は、設定車速内で適切な車間距離を保ち追従制御走行する
カーブ警報/
シフトダウン制御
ナビゲーションシステムによる経路案内設定時、カーブ進入速度が想定速度を超過した場合、運転者に注意を促し状況に応じてシフトダウン制御する 自車と前方カーブまでの距離、カーブ曲率、推定路面摩擦係数等から、カーブ進入の際、走行レーンからの逸脱が予測された時に警告し、条件によりシフトダウン制御を行う


【メーカー希望小売価格】<消費税含まず>
(単位:千円)
車 種 東京
大阪・名古屋
札幌 仙台
金沢
福岡 沖縄
レガシィ
「ランカスターADA」
E-4AT 3,248 3,283 3,263 3,273 3,293
 注)E-4AT:電子制御4速フルオートマチックトランスミッション

なお、商品についてのお問い合わせは、最寄りの販売会社、
またはフリーダイヤル 0120-052215 までお願いいたします。

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