平成11年５月24日

スバル レガシィシリーズを一部改良

　富士重工業（田中 毅社長）は、スバル レガシィシリーズに一部改良を施し、本日より全国スバル特約店を通じ一斉に発売する。

　今回の一部改良は、昨年６月にフルモデルチェンジを施し『新世紀レガシィ』として発売したツーリングワゴン及びランカスターを中心に、各グレードごとに市場の要望にきめ細かく対応し、更なる商品力強化を図ったものである。ツーリングワゴンに新グレード「GT－B　E－tune」を設定するなどラインナップの充実、安全性のさらなる強化、仕様・装備の充実などを施し、“グランドツーリングカー”としての完成度をより高めている。

レガシィ ツーリングワゴン GT－B　E－tune	レガシィ ランカスター
レガシィ B4　RSK

【改良の主な内容】

１．ツーリングワゴンに新グレード「GT－B　E－tune」を設定

• Ｂ４「ＲＳＫ」に搭載し、その走りの楽しさで好評を博しているスポーツシフトとブラックフェイスメーターをワゴン系で初めて採用。（ＡＴ車）
  洗練されたオートマチックシフトと、積極的なシフト操作による小気味よいマニュアルシフトドライビングの両立を実現。
• Ｂ４「ＲＳＫ」の足まわりをベースに、専用にチューニングしたサスペンションを搭載し、世界トップクラスのスポーツドライビングを実現。
• 軽量化とともに運動性能を向上させるアルミフロントフードを採用。（ワゴンＧＴ系全車）
• 専用のカラードフロントグリルを採用。

• ＭＴ車全車に、エンジン始動時の誤発進を防ぐクラッチスタートシステムを採用。
• ハイレベルなアクティブセイフティを実現する走行制御システムである^*ＶＤＣを、ワゴン「250Ｔ－Ｖ」に標準装備。
  ＊ＶＤＣ：Vehicle Dynamics Control の略。
• オフディレイ付はさみこみ防止パワーウインドゥを、ワゴンＧＴ系、２５０Ｔ系及びランカスターに採用。

• ４灯式ヘッドライトのまわり込み部、及びリヤコンビネーションランプ（ワゴン系）の側面部スモーク化、ボンネットフードのキャラクターラインのリファイン、リヤのスバルマークの意匠変更などを施し、エクステリアの質感を向上。
• 室内ルーフトリム、ブラックインテリアパネル（一部車種）の質感を向上。
• ワゴンＧＴ系に、ＣＤプレーヤー付２ＤＩＮオーディオ、フォグランプなどを標準装備。
• ワゴン「ＴＸ」に、パッケージメーカーオプション「Ｓパッケージ」を展開。
• マッキントッシュ（Mclntosh）オーディオとビルトイン・ナビゲーションシステムのセットオプションを一部車種に新たに展開。
• 新ボディ色「クールグレー・メタリック」「シャイニーレッド・マイカ」をツーリングワゴン系に採用。
• ランカスターのボディ色に、アークティックシルバー・メタリック／グレー・オパールの２トーン仕様を採用。

【販売計画】

シリーズ全体で６,５００台／月

【メーカー希望小売価格】〈消費税含まず〉