news.gif

平成10年6月17日

ご参考

LEGACY WORLD SPEED RECORD
CHALLENGE '98

『新世紀レガシィ』 ツーリングワゴン
世界最速ワゴン記録更新!

(FIA、ACCUS公認)

新 世界最速ワゴン記録
平均速度(1mile=1.60934Km)
1 km 区間270.532 km/h
168.101 mph
1 mile 区間270.047 km/h
167.800 mph
(FIA、ACCUS公認。USACの計測による。)
06.17.b.jpg

 『新世紀レガシィ』ツーリングワゴンGT-Bは、1998年4月23日に米国コロラド州ルハンタ市にて、270.532Km/h (FIA、ACCUS公認)の世界最速ワゴン記録を達成した。前モデルのレガシィツーリングワゴンGTも、1993年9月9日に米国ユタ州ソルトレイクシティ郊外にあるソルトフラット(塩平原)=ボンネビルスピードウェイで249.981Km/h の世界最速ワゴン記録を達成したが、今回フルモデルチェンジしたレガシィ ツーリングワゴンは、その記録を大幅に更新し、更に高いポテンシャルを備えている ことを実証した。

〈記録挑戦の意義〉
 当社は、車両の開発過程において、商品の完成度を可能な限り高めるため、様々な内容の実験や試験を繰り返し行い、商品にフィードバックしている。レガシィ ツーリングワゴンの開発にあたっても、 台上試験やテストコースはもとより、国内・海外のあらゆる条件のフィールドにおいて実験や試験を行い完成度を高めてきた。今回の速度記録挑戦は、これらの一環としての意味を持ち、低重心水平対向エンジンや左右対称にレイアウトした4WDシステムをベースに、あらゆる性能を向上させた『新世紀レガシィ』の走りのポテンシャルや、優れた安全性、クオリティを証明するものとして行われた。

〈車両規定〉
 この挑戦は、FIA(国際自動車連盟)およびACCUS(米国自動車競技委員会)公認の国際記録挑戦として行われたものであり、車両としては「量産車カテゴリー、ターボ付きレシプロエンジングループ、2リッタークラス」に分類され、安全装備として6点式ロールゲージ、消火器、5点式シートベルト、安全バケットシートを装着しただけで、性能に関わる他の仕様については基本的に市販車と同じである。

〈競技方法〉
 記録挑戦は、FIAスピード競技のルールに則って実施された。競技時間は1時間以内で、計測は1Km、1mile区間の平均速度とし、1回のトライは往復で行い、往復の計測区間・平均速度を採用する。スタート方式は、フライングスタート方式で行われた。

〈ドライバー〉
 今回の記録に挑んだデビッド・ダナーは、パイクスピークヒルクライムレースのオープンホイールクラスやNASCARでのデイトナ24時間レースで活躍している。

*FIA:Federation Internationale de 1' Automobile
*ACCUS:Automobile Competition Committee for the United States
*USAC:United States Auto Club (ACCUS の下部団体)

BACK