2006年11月20日

富士重工業、電気自動車の開発が評価され、東京電力、NECラミリオンエナジーと
共同で、「平成18年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞

富士重工業は、東京電力およびNECラミリオンエナジー共同で進めている電気自動車スバル R1eの開発に対して、「平成18年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞した。

※NECラミリオンエナジー:本社:神奈川県相模原市、社長:内海 和明

この表彰は、環境省が1998年度(平成10年度)から、毎年度、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対し、「技術開発・製品化部門」「対策技術普及・導入部門」「対策活動実践部門」「環境教育部門」「国際貢献部門」の5部門において、行っているものである。

富士重工業は、電気自動車スバル R1eと急速充電器の共同開発において、下記の点が、温室ガスの排出を低減する技術として高く評価され、同賞の「技術開発・製品化部門」においての受賞となった。
   ・急速充放電ができる高密度リチウムイオン電池の開発
   ・この電池を搭載したコンパクトで高性能な電気自動車の開発
   ・高価な電池を大量に搭載しなくても短時間(15分で80%の充電が可能)で補充電し利便性を向上させる急速充電器の開発

なお、表彰式は12月11日、東京都千代田区において行われる予定で、富士重工業からは土屋孝夫 代表取締役副社長が出席する。

富士重工業は、これまでもスバル車の燃費・排出ガスを改善するための技術開発、生産工場へのコージェネレーションシステムの導入、工場周辺の小学生を対象とした環境教育の実施など、地球温暖化防止に向けたさまざまな取組みを進めてきた。
今後も従来からの取組みに加えて、電気自動車の開発や普及の促進などにより、地球温暖化防止に積極的に取り組んでいく。

スバル R1e