2005年6月23日

富士重工業 「2005環境・社会報告書」を発行

富士重工業は、このたび2004年度の環境保全にかかわる活動実績、および社会性にかかわる取り組みをまとめた「2005環境・社会報告書」を発行した。

富士重工業では、2000年度から「環境報告書」を毎年発行し、2004年度から社会的側面を加えて報告、2005年度は、さらにCSR(Corporate Social Responsibility)方針を定めるとともに、持続可能な発展のための企業の社会的責任への取り組みについても重点を置き、報告の範囲を広げた。

「2005環境・社会報告書」は、A4版73ページからなり、今回の主な内容は下記の通り。

(1)全般

①CSR方針の明確化

CSRとは企業理念の反映であり、企業活動そのものであるととらえ、「企業理念」こそが「CSR方針」であることを明確に定義。また、富士重工業のCSRの取り組みとして、「コーポレートガバナンス」、「環境」、「コンプライアンス」、「社会貢献」を始めとした、さまざまなテーマに対し積極的な取り組みを行っていることを示した。

②開発段階・商品

デザインは、「葉」を中心に、「緑の大地」と「青い空」を配した地球をコンセプトに、
富士重工業の環境方針の「地球と社会と人にやさしい商品と環境づくり」に
積極的に取組んで行く想いをこのマークに込めた。

(2)環境・社会報告書のトピックス

①マネジメント

北米における関係会社スバル カナダ インクとスバル オブ アメリカ インクでのISO14001認証取得を紹介。

②開発段階・商品

クラストップクラスの環境性能(燃費・排ガス)の「スバル R1」を紹介。

③生産段階

宇都宮製作所に導入された、京都議定書発効におけるCO2削減対策のひとつとして注目されている「天然ガスコージェネレーションシステム」を紹介。

④リサイクル

自動車リサイクル法に対する取り組みである「スバル自動車リサイクルシステム」を紹介。

(3)社会性報告

①社会貢献

群馬製作所で実施している「小学生向け環境教育:スバル環境交流会」などを紹介。

②コンプライアンス

コンプライアンスについての取り組みのほか、個人情報保護法に対する取り組みを紹介。

③お客様とのかかわり

安全なクルマづくり、人に優しいクルマづくり、お客様の満足度を高める対応などについて紹介。

なお、報告書の内容は、6月25日以降同社のホームページに全文を掲載するほか、希望者には無償配布を行う。 また、報告の概要をA4版8ページにまとめたダイジェスト版を7月に発行する予定。

「2005環境・社会報告書」に関する一般のお客様からの問合せ先および申込先:
富士重工業株式会社 総務部 環境総合推進室
TEL 03-3347-2036 FAX 03-3347-2530