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2004年8月6日

 
 
富士重工業 2004年度第一四半期業績の概要
 
 

<2004年度第一四半期業績:連結売上高>
  スバルの売上は、海外子会社の為替換算のレート差による減収はあるものの、日本市場での軽自動車の拡販や北米向けサーブ車の導入など売上台数の増加により、前年度との比較で増収となっている。
  また、自動車以外でも、産業機器カンパニーの北米向け販売増や航空宇宙カンパニーの宇宙航空研究開発機構向け定点滞空試験機(飛行船)の納入など増収要因があり、全体では前年度実績を242億円上回る3,075億円の売上高を確保することができた。

<2004年度第一四半期業績:連結利益>
  利益面では、前年度との比較で、為替レート差のほか、米国販売子会社でのレガシィのモデルチェンジ前に伴う販売管理費の増加、新型車立ち上げによる米国生産子会社の固定費の増加など特殊要因による諸経費が増加し、原価低減努力などでカバーに努めたものの減益となった。
  営業利益は前年同期比99.9%減の0億円、経常利益は同78.9%減の24億円、当期純利益は同89.7%減の6億円となった。なお、第一四半期としては利益の開示は、今回初めてとなる。

<2004年度第一四半期業績:連結売上台数>
  第一四半期のスバル車の連結売上台数は、日本市場が54,300台、前年比110.3%と、通期目標の前年比114.8%に対し進捗が遅れているものの、米国や豪州などの好調により海外が67,380台、前年比118.7%と通期目標の前年比107.7%を上回り、完成車売上合計では121,680台、前年比114.8%、通期目標の前年比110.8%を越える実績となった。

<2004年度通期予想>
  スバル車販売の今後については、日本市場は全需の伸びが見通せず、かつ厳しい販売競争の中で、目標に対しては実績同様弱含みの状況が続くものと予想しているが、海外、特に新型レガシィが好評を博している北米での拡販や、順調に販売を伸ばしている欧州および豪州での伸びでカバーすることで、全世界での販売目標達成に向けて各市場個々の施策を確実に進めていく。
  また、利益面において、北米の新型レガシィ導入による販売管理費の圧縮が収益へ大きく寄与すること、新設のスバル原価企画管理本部による強力な原価低減活動の推進が見込めることなどから、通期予想は当初公表値通りとし、達成に向けてグループ総力で挑戦していく。

通期連結決算予想:売上高1兆4,700億円、営業利益450億円、当期純利益320億円。

 

 

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