|  | 
   
    |  | 
   
    | 2003年3月3日
     富士重工業(竹中 恭二社長)は、洗浄水をリサイクルする機能を持ち、給排水設備無しで設置できる水洗式独立型トイレ「循環式水洗トイレハウス」を、本日より富士重工業の契約販売店を通じて発売する。   今回発売する「循環式水洗トイレハウス」は、ミネラルイオン液を使い、処理水を浄化、循環使用するシステムを搭載し、水資源を節約でき、かつ排泄物を直接排出しない、環境負荷の少ないトイレである。
                  処理槽内でミネラルイオン液を添加したミネラルイオン水を循環させ、排泄物の酸化、沈殿を行い、浄化されたミネラルイオン水を再びトイレで使用する。ミネラルイオン水が悪臭のもとを分解して細菌を死滅させるため、クリーンな状態で継続使用できる。
   この「循環式水洗トイレハウス」は、給排水設備の乏しい行楽地やキャンプ地、ゴルフ場、山小屋などの常設トイレ、長期の工事現場や海水浴場などの仮設トイレ、学校や公園等の公共施設や別荘などの個人ユースとして多様な用途に対応。設置する場所やシーン、条件に合わせた内外装の組み合わせにより、10種類の仕様を用意している。   価格は、7,100~8,720千円(メーカー希望小売価格、オプション、輸送費、基礎工事費別)。2003年度は、シリーズトータルで30棟、2億円の販売を目指し、さらに商品の改良を加え、2006年度には10億円の売上を目指す。 | 
  
    |     | 
  
   
    | 
        |   循環式水洗トイレハウス
 |  | 
  
    |     | 
  
   
    | 【商品特徴】 | 
   
    | 
         
          | ・ | 洗浄水を循環浄化して使うため水資源の節約が可能 |   
          | ・ | ミネラルイオンの効果で悪臭を抑制 |   
          | ・ | コンパクトで移動・設置が容易 |   
          | ・ | 循環式浄化システム搭載により、給水、排水工事不要 |   
          | ・ | 多様な場所、シーン、条件に適応可能な商品コンセプト |  | 
   
    |     | 
   
    | 【基本仕様:CAP201TH-DA/DB仕様の場合】 | 
   
    | 
        
          | 外形寸法 | 全長3,158mm × 全幅2,390mm × 全高2,650mm |  
          | 消費電力 | 185W(処理装置 110W) |  
          | 便器 | 洋式便器×1、小便器×1 |  
          | 循環水量 | 通常時1,400リットル、満水時2,200リットル |  
          | 処理能力 | 使用可能回数約1,800回/1サイクル |  | 
   
    |     | 
   
    | 【メーカー希望小売価格    カタログ標準タイプ】<消費税含まず> | 
   
    | (単位:千円) 
        
          |  | タイプ | 設備レイアウト | 型  式 | 価  格 |  
          | DX仕様 (タイル調)
 | A | 洋式1・小便器1・(内ドア1)(2室) | CAP201TH-DA | 7,270 |  
          | B | 洋式1・小便器1・(内ドア1)(2室) | CAP201TH-DB | 7,100 |  
          | C | 洋式2・(内ドア2)(3室) | CAP201TH-DC | 7,460 |  
          | D | 洋式2・外ドア2(2室) | CAP201TH-DD | 7,270 |  
          | E | 洋式1・跳ね上げ手摺り1・ハンガー引き戸(1室) | CAP201TH-DE | 7,800 |  
          | ログ調仕様 | A | 洋式1・小便器1・(内ドア1)(2室) | CAP201TH-LA | 8,180 |  
          | B | 洋式1・小便器1・(内ドア1)(2室) | CAP201TH-LB | 8,000 |  
          | C | 洋式2・(内ドア2)(3室) | CAP201TH-LC | 8,360 |  
          | D | 洋式2・外ドア2(2室) | CAP201TH-LD | 8,270 |  
          | E | 洋式1・跳ね上げ手摺り1・ハンガー引き戸(1室) | CAP201TH-LE | 8,720 |  | 
  
    |     | 
  
   
    | 【ご参考】 | 
   
    |  | 
   
    | 1. システム図 | 
   
    |  | 
   
    |  | 
   
    |   | 
   
    | 2. 処理手順 | 
   
    | (1) | 入水槽で便器からの循環水と汚物を受けます。汚物は循環水に触れた時点から酸化を始めます。(酸化作用により、殺菌、悪臭のもとを分解) | 
   
    | (2) | 入水槽を流れていった汚物は、ばっ気崩壊槽で粉砕され、酸化を促進します。 | 
   
    | (3) | 揚水槽に入る手前で大きな異物を取り除きます。 | 
   
    | (4) | 揚水槽からポンプにより、循環水を上部の回転分離槽に揚水します。 | 
   
    | (5) | 分離槽、沈殿槽、送水槽で浮遊物の回転分離と沈殿を行います。 | 
   
    | (6) | 送水槽からそれぞれの便器へ循環水を送り出します。 | 
   
    |  | 
   
    | 
 | 
   
    |  |