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平成12年9月11日

富士重工業 「2000環境報告書」を発行

 富士重工業(田中 毅社長)は、このたび平成11年度の環境保全に係わる活動実績をまとめた「2000環境報告書」を発行した。本報告書は、同社として初めての発行である。

 富士重工業は、自動車を始めとする総合輸送機器メーカーとして、商品の開発から生産、使用、廃棄に至るまで、すべての段階において環境負荷を低減する活動を展開すること、またその活動を広く公開することが重要であると認識して、取り組みを進めている。従来、環境パンフレット「人と社会と地球の調和を目指して」の中で環境問題への取り組みを紹介していたが、今回、環境報告書を発行し、その活動状況をまとめたものである。今後、さらに詳細な情報公開を進めるべく、年次報告書として継続的に発行する。

  「2000環境報告書」はA4版、38ページからなり、平成11年度の環境保全に係わる活動の実績について図表や数値データ等を用いて具体的に情報公開を行っている。


今回報告する主な内容は下記の通り。
1. 汎用エンジンの生産拠点である埼玉製作所(埼玉県北本市)、航空宇宙事業部門の主力事業所である宇都宮製作所ならびに塵芥収集車などに代表される環境装置や鉄道車両などを扱う車両環境事業本部(栃木県宇都宮市)でISO14001の認証取得
※半田工場(愛知県半田市)含む
(注)自動車の生産拠点である群馬製作所(群馬県太田市、邑楽郡大泉町)では
   平成10年度に ISO14001の認証を取得済み
2. スバル車の鉛使用量の削減目標(平成12年末までに平成8年の1/2以下)を平成11年度に前倒し達成
3. 使用済みバンパー回収の全国展開を完了
4. 群馬製作所、埼玉製作所、宇都宮製作所ならびに車両環境事業本部でゼロエミッション活動を展開
5. 自動車部門でグリーン調達活動を開始
6. 環境会計の中で投資コストを公表
7. 自動車部門以外の部門の環境面に配慮した特徴ある商品を紹介
 
 なお、報告書の内容は、今後インターネットのホームページで全文を掲載するほか、希望者には無償配布を行う。

 

環境報告書の問合せおよび申込先:
 富士重工業株式会社 環境総合推進室 TEL 03-3347-2036 FAX 03-3347-2015

 

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