はじめに  
 
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ただいまご紹介いただきました、富士重工業・スバルの竹中恭二です。
本日は、かくも有力な投資家ならびにアナリストのみなさま方とお会いしお話できる機会をいただき、大変光栄に思っております。
しかも私たちのトップシェアホルダー・ゼネラル・モーターズのしかもCFOデヴァイン副会長の後にお話させていただくということで、まるで親父の後で話すようでたいへん緊張しております。
でも正直言うと、GMとのアライアンス会議で定期的にデヴァインさんとお会いしますが、何時もクルマの話、特にモータースポーツの話で盛り上がっています。私は、デヴァインさんは世界で最もクルマ好きのCFOだと思っています。
さて今日は、敢えて経営や財務の話ではなく、当社らしくモータースポーツの話も織り交ぜて、スバルのブランドと技術について、その核心と戦略について、お話ししたいと思います。
限られた時間ですが、最後までよろしくお付き合いください。

さて、初対面の方もいらっしゃるかと存じますので、まず始めに簡単に自己紹介させていただきます。
私は、もともと機械工学のエンジニアであり、富士重工業に入社し以来、クルマを運転する実験屋からスタートして、30年余りスバル車の開発と商品企画に携わってきました。その意味でも、私自身は根っからのクルマ好き人間です。

私が2年前の2001年6月の社長就任以来、一貫して取り組んできたのは、新しいスバルのブランド戦略構築であります。
いかにスバルというブランドの価値を高め、富士重工業という企業の価値を高めるかを長期的視点に立って取り組むことが私の使命と考えております。