社会貢献の基本方針

社会貢献に関する基本的な考え方

SUBARUグループの社会貢献は、中期経営ビジョン「STEP」で掲げた“ありたい姿”である「モノをつくる会社から笑顔をつくる会社へ」にふさわしい社会貢献活動を展開し、企業としての社会的責任を果たしていきたいと考えています。そして、社会貢献方針には、社会貢献を企業風土として根づかせ、真に心のこもった活動を行いたいという考えを織り込んでいます。そのために、自動車と航空宇宙事業を柱とする輸送機器メーカーとして、果たすべきことを中心に―「地域活動」「環境」「交通安全」「スポーツ・文化」―の社会貢献重点取り組み4分野を柱に活動を推進しています。

社会貢献方針

  1. 私たちは、科学技術やのりもの文化の発展、交通安全の普及に貢献します。
  2. 私たちは、モノづくりの楽しさ、大切さや尊さを知る、人づくりに貢献します。
  3. 私たちは、私たちが活動する地域の発展に貢献します。
  4. 私たちは、一人ひとりもよき市民として、社会に貢献することを互いに応援します。

社会貢献重点取り組み4分野

社会貢献活動の推進体制

SUBARUでは、自社の技術やノウハウなどを活用した社会貢献活動を積極的に進め、継続させていくために2012年度に社会貢献委員会を設置しました。

社会貢献委員会は、2019年4月の組織改正にともない、委員長をサステナビリティ推進部担当取締役とし、事務局をサステナビリティ推進部(新設)としました。
委員会は半年に1回定例開催し、活動の実績や課題をとりまとめ、改善を行い、活性化を図っています。

社会貢献委員会

社会貢献委員会 体制図

社会貢献への取り組み

地域活動

<国内>

地域清掃活動実施

群馬製作所では、スバル地域交流会※1主催による第24回金山※2清掃が5月に実施されました。当日は天候にめぐまれ、社内外を合わせて667人が参加し、暑さにも負けず元気に金山親水公園周辺の草刈りや清掃を行いました。

※1
スバル地域交流会:株式会社SUBARUとそのお取引先様、グループ企業からなる組織。
※2
金山:群馬県太田市金山町にある山で、別名「金山」「太田金山」。ぐんま百名山に選定されている。
金山清掃をする参加者

その他の事業所や製作所でも清掃活動を行い、地域の美化活動に取り組んでいます。

清掃活動をする従業員(宇都宮製作所)
恵比寿駅周辺を清掃するSUBARUグループ従業員(本社)

被災地復興支援販売会開催(本社、東京事業所)

東北復興支援の一環として、11月に本社と東京事業所で「買って応援、東北応援フェア」を実施しました。当日は、岩手県、宮城県、福島県の団体に参加いただき、地元特産品などを販売しました。
本社地区では、SUBARUグループ従業員の他、エビススバルビルのテナント会社の皆様など、たくさんの方にご来場いただきました。SUBARUグループは、これからも被災地の経済活性化の支援に取り組んでいきます。

復興支援販売会の様子(本社)
復興支援販売会の様子(東京事業所)

モノづくり教室開催(本社、東京事業所)

SUBARUは、子供たちに自分で自動車の模型を作り、二輪駆動(2WD)車と四輪駆動(4WD)車の仕組みや走り方の違いなどを学んでもらうために「スバルキッズ モノづくり教室」をSUBARUテクノ(株)と協力し実施しました。(本社:2018年12月、東京事業所:2018年8月開催)
当日は、本社、東京事業所合わせて約40人の子供たちが参加し、自分で製作した模型自動車を会場のテストコースで走らせ、参加者全員で競争するなど楽しんでもらいました。
今後も多くの子供たちに自動車の仕組みを学んでもらうために、モノづくり教室を継続していきます。

製作した模型の走行実験(本社)
四輪駆動と二輪駆動の違いを勉強(東京事業所)

スバルビジターセンターでの見学受け入れ

スバルビジターセンターは、2003年7月にオープンし、工場見学などで矢島工場に来訪されるお客様にSUBARUの歴代のクルマ、SUBARUの個性的な技術や環境への取り組みなどを展示し、紹介している施設です。2018年度は95,797人のお客様に来場いただきました。

スバルビジターセンターの詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.subaru.co.jp/csr/factory-tour/

スバルビジターセンター
ビジターセンター館内

<海外>

リサイクルデーを開催(Subaru of Indiana Automotive, Inc.)

Subaru of Indiana Automotive, Inc.では、2016年より、簡単に処理ができない危険なごみを地域住民から回収し、リサイクルまたは廃棄を行っています。2018年度は油や塗料、電子機器や医薬品まで、約17トンのごみが集められました。

リサイクル活動の様子

地元自治体の清掃活動に参加(Subaru Canada, Inc.)

Subaru Canada, Inc.(SCI)では、ミシサガ市が毎年アースデイに地元企業へ呼びかけ実施する清掃活動の取り組みに2005年度から参加しています。また、ミシサガ市では、地元企業に美化管理をする道路を割りあて、年に3回、清掃活動も行っており、SCIは、この取り組みにも参加しています。

アースデイに参加したSCI従業員
清掃活動に参加したSCI従業員


環境

<国内>

「SUBARUの森」活動

「SUBARU環境方針」では、“『大地と空と自然』がSUBARUのフィールド”と宣言しています。
自動車と航空宇宙事業を柱とするSUBARUの事業フィールド、すなわち『大地と空と自然』が広がる地球の環境の保護が、社会とSUBARUの持続可能性を確保するための最重要テーマと考え、これを具現化した取り組みとして、2017年6月に「SUBARUの森」活動を開始しました。
SUBARUと関係の深い地域である北海道美深町、群馬県、栃木県宇都宮市と連携した活動を展開し、森林整備への支援、植樹活動への参加、森林整備時に発生する間伐材の利活用などに取り組んでいます。

※北海道美深町は「SUBARUの森 美深」、群馬県は「SUBARUふれあいの森 赤城」、栃木県宇都宮市は「SUBARUの森 宇都宮」と命名。

詳細はこちらをご覧ください。

美深での植樹活動の様子
間伐材を活用した制作物

富士山周辺の環境美化活動に協力

SUBARUは、「公益財団法人 富士山をきれいにする会」が主催する富士山クリーン作戦に2014年から参加し、富士山5合目の登山道の清掃を行っています。2018年9月に行われた清掃には、地元自治体や企業・各種団体など総勢300人が参加し、約120kgのゴミを回収しました。
クリーン作戦の出発式では、SUBARUから「富士山をきれいにする会」へ活動資金として寄付目録を手渡しました。寄付金は富士山および富士北麓地域の環境整備、美化啓発活動などに活用されています。

出発式での寄付目録の贈呈
富士山5合目での清掃活動の様子

出前環境授業の実施(宇都宮製作所)

宇都宮製作所では、実験や体験を通して、子供たちの航空分野への興味・関心を高め、将来の職業選択の一助となることを目的とした出前授業を2006年度より行っています。SUBARU従業員が講師として地域の小・中学校に出向き、子供たちが講話や実験を通して、地球温暖化の仕組みと防止について考えてもらう内容となっています。活動開始からの参加人数は宇都宮・半田地区を合わせて263校(17,714人)となり、地域に定着した活動となっています。

環境授業の様子

<海外>

中国における森林保護活動(Subaru of China, Ltd.)

Subaru of China, Ltd.では、2013年より31カ所の自然保護区に「SUBARU生態保護森林」を設置し、植林保護の活動や生態保護活動を実施しています。また、野生動物保護基金への寄付を行いました。

中国における森林保護活動「31の森 星の旅」

生態保護活動の様子


交通安全

交通安全講話・工場見学会開催(群馬製作所)

スバル地域交流会主催の交通安全講話と工場見学会が、トヨタドライビングスクール群馬の協力のもと、群馬製作所の矢島工場で9月に開催され、大泉町の住民107人が参加しました。
工場見学では、矢島工場やスバルビジターセンター内を見学し、SUBARUのモノづくりの技術と想いを間近で感じていただきました。
工場見学に参加していただいた方からは「感動しました!」「1枚の鉄板が車になるなんてすごい」「工場で働いている人の作業が早くてかっこ良かった」などの感想をいただきました。

交通安全講話の様子
ビジターセンター見学の様子

交通安全指導(宇都宮製作所)

宇都宮製作所では、交通事故防止活動の一環として、SUBARU従業員が新入生入学の4月と夏季休暇明けの9月の通勤時間帯に製作所周辺の道路で交通安全指導活動を行っています。

交通安全指導の様子

「SUBARU交通安全教室」を開催(東京事業所)

東京事業所では、2019年3月に三鷹地域の児童への交通安全啓発として、三鷹市と三鷹警察署の協力をいただき、SUBARUがネーミングライツを取得しているSUBARUスポーツセンターの敷地内で、「SUBARU交通安全教室」を実施しました。約40人の子供たちが参加し、交通標識をクイズ形式で学び、運転者からの死角についてかくれんぼをしながら体験するなど、楽しく学べるイベントとなりました。今後も、子供たち含め交通事故防止のために取り組んでいきます。

交通標識クイズの様子
死角についてのかくれんぼの様子


スポーツ・文化

<国内>

SUBARU硬式野球部と陸上競技部の選手が講師として子供たちを指導

2019年1月、第17回宇都宮少年野球教室を栃木県総合運動公園野球場で、第12回武蔵野少年野球教室を武蔵野市営軟式野球場で開催し、SUBARU硬式野球部員が講師として参加しました。
宇都宮少年野球教室には、宇都宮市内の小学生96人が参加、武蔵野少年野球教室には武蔵野地区の小学生170人が参加しました。SUBARU硬式野球部員が小学生に野球の楽しさを伝え、技術向上のため、指導を行いました。
また、2018年9月には、大泉町東小学校体育館で、「もっと速く走れる! 走り方教室」を開催し、SUBARU陸上部員が講師として参加しました。大泉町の小学生約40人が参加し、秋の持久走大会に向け、SUBARU陸上競技部員が走りの基本動作や走力アップのトレーニング方法などを指導しました。

野球教室の様子
陸上教室の様子

ふれあいコンサートの開催(群馬製作所)

スバル地域交流会主催の「第66回および67回ふれあいコンサート」が6月に太田市で、12月に大泉町で開催されました。両コンサート合わせて1,100人にご来場いただき、子供からお年寄りまで楽しめるコンサートとなりました。来場されたお客様からは、タオルや石鹸などの寄付品や募金が集まり、品物・寄付金は社会福祉協議会を通じて、福祉施設などへ寄贈しています。

ふれあいコンサートの様子

SUBARU歴史資料車を「クラシックカー・フェスティバルin神宮外苑」へ展示協力

2018年10月にトヨタ自動車(株)が、自動車文化の醸成・継承とクルマファンの交流を目的とした「クラシックカー・フェスティバルin神宮外苑」を開催しました。
特別企画展示として、「Japanese Vintage Year 1989」というテーマのもと、自動車業界の枠を超え、1989年(平成元年)発表の各メーカー車両の展示を行いました。SUBARUも自動車文化の醸成・継承への想いに賛同し、初代レガシィ ツーリングワゴンの展示協力を行いました。

スバルレガシィツーリングワゴン(手前)を展示

<海外>

「ミシサガドラゴンボートフェスティバル」に参加(Subaru Canada, Inc.)

2018年6月、Subaru Canada, Inc.(SCI)の従業員が「第15回ミシサガドラゴンボートフェスティバル」に出場しました。このイベントでは、先天性心不全の子供たちのための募金を集めています。
イベントには企業や私立高校が44チーム参加し、SCIチームは銀メダルの成績を収めました。

「ミシサガドラゴンボートフェスティバル」に参加したSCIの従業員

ランニング・ウォークイベント「Subaru Color 5K」開催(Subaru of Indiana Automotive, Inc.)

Subaru of Indiana Automotive, Inc.は、知的発達障がいのある人の自立や社会参加を目的とした、ランニング・ウォークイベントを2015年度から開催しています。このイベントは、日常的なスポーツプログラムや、成果の発表の場としての競技会を提供する国際的なスポーツ組織であるスペシャルオリンピックスインディアナと協働して開催しているもので、2018年6月に行われたイベントでは、45,000ドルを超える寄付が集まりました。

※スペシャルオリンピックス:知的発達障がいのある人の自立や社会参加を目的として、日常的なスポーツプログラムや、成果の発表の場としての競技会を提供する国際的なスポーツ組織。

「Subaru Color 5K」に参加した人たち


寄付・ボランティア活動、その他

<国内>

人命救助

宇都宮製作所の従業員が人命救助を行い、地元の消防署および警察署より感謝状を授与されました。
今後とも、地域社会に貢献できるように努めていきます。

火災現場における人命救助
道に迷った高齢者を保護
レジャー施設で倒れた来場客に対して冷静な判断で消防へ救助要請

「西日本豪雨災害支援」社会福祉法人中央共同募金会などより感謝状を授与

SUBARUは、2018年7月の豪雨災害の被災地におけるボランティア活動を支援するための寄付を行いました。また、グループ企業の富士重工ハウス(株)からもコンテナハウスの無償提供を行いました。
この支援に対し、社会福祉法人中央共同募金会(赤い羽根)ならびに、社会福祉法人倉敷市社会福祉協議会、社会福祉法人三原市社会福祉協議会より感謝状を授与されました。

倉敷市災害ボランティアセンタースタッフとボランティアの皆様
感謝状授与の様子

<海外>

科学書籍を寄贈(Subaru of America, Inc.)

Subaru of America, Inc.(SOA)は5,000冊の科学書籍をニュージャージー州カムデンにある学校に寄贈しました。3年間で10,000冊以上の書籍を寄贈し、2019年にも5,000冊の書籍寄贈を予定しています。

書籍を運ぶSOAの従業員

おもちゃの寄付(Subaru Research & Development, Inc.)

Subaru Research & Development, Inc.は、2018年12月にToys for Totsプログラムへ参加し、おもちゃを必要としている子供たちに配布する活動を開始しました。この他にもデトロイト日本ビジネス協会、スペシャルオリンピックスや地元高校へ約6,800ドルの寄付を行いました。